精密機械加工、通信用プラグ・ジャック製造販売

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AIZAKI

株式会社 Aizakiは
技能士の育成に取り組んでいます。

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WANT!

2018年10月24日

池田です。

昨日は新人合同研修『WANT』が当社で開催されました。

講師はお恥ずかしながら私。

 

『生産性』をテーマにお話しさせていただきました。

 

働き方改革っていうけど、

そもそも何で改革が必要なの?

問題となっていることは何?

 

その理解から始め、

現在日本が置かれている立ち位置、

GDPや一人当たりの労働生産、就業時間などを、

世界の国々と比較しながら、

ランキング形式で確認いたしました。

 

日本って生産性が低い国ではないけれど、

決して高い国でもない。

むしろ先進国と呼ばれる国の中では最下位に近い方だ。

 

日本人の労働に対する考え方や、

DNAレベルにある日本人の民族性の話もしたが、

そこをこれからの時代に合わせてアップデートしないといけません。

(日本人のいいところは残しつつ)

 

特に『生産性』という概念が働き方のど真ん中になかった我々は、

生産性の高い欧米人に見習って、

生産性を最優先する働き方に変えていかなければいけません。

 

ある米国の会社は、

人が成長するとは『生産性が上がること』と言っています。

技術が身につくでも、

知識が増えるでもなんでもありません。

生産性が向上しなければ、それらは成長したとは言えないと。

 

また仕事ができる人は『生産性が高い人』とも言っています。

要は少ないインプットで最大のアウトプットを出せる人が仕事ができる人なのです。

 

生産性の向上させる目的はなんでもいいです。

欧米人のように『早く家に帰りたい』でもいいんです。

 

そのために『汗水流して身体を動かす』ではなく(←今までの日本流)

自ら情報を集め(←今の時代情報はいくらでも入ってくる)、

問題を他責ではなく自責と捉え、

自ら問題を解決し、

楽して生産性を向上させていくような(←この『楽して』が重要ね)

そんな姿勢が一人一人に求められています。

 

やらされ仕事はもう終わり。

これからはそういう主体性ある解決ができる、

クリエイティブさが求められます。

 

働き方改革が、

中身が変わらないまま、

トカゲのしっぽ切りみたいにならないように。

 

まずは働き方をアップデートさせていきましょう。