バンクーバー五輪盛り上がっていますが、

先日から話題に上がっているスノーボードHPに出場の国母選手。

服装の問題から会見での態度で非難を浴びています。

しかしメディアを中心にやりすぎではありませんか？

五輪のコメンテーターみたいな人達はこぞって大批判。

全日本スキー連盟会長や東海大までもが彼を突き放すような言動。

テレビでは各世代別で今回の問題が許されるか許されないかのアンケートをまとめて発表したり、

まるで罪にとわれた犯人みたい。

批判を浴びるのは当たり前。仕方ない。大いに反省すべき。

せめて彼の近くにいる大人達、彼を代表に選んだ全日本スキー連盟、在籍している東海大には、

「ボコボコに殴り倒して叱った。責任を持って彼を成長させたい。しかし彼の実力は間違いない、今回は申し訳なかったが競技には集中させて欲しい」

くらいのことを言って一緒に頭を下げる大人がいて欲しかった。

選んだ側、受け入れた側にも責任がある。

彼はまだ21歳。

プロとしての責任はありますが、

ここで彼を潰してどうするんですか？

期待される将来の芽を摘んでどうするんですか？

これで彼は成長するでしょうか？

次もオリンピックを目指すでしょうか？

橋本聖子団長のとった決断が唯一の救い。っていうか素晴らしい。

個人を責めるのは簡単です。

でも彼が人間としてもアスリートとしても成長するような形で叱って欲しい。

一回の失敗で潰すようなことはしないで欲しい。

若者が夢を見ない原因がこういうところにある気がする。

私は彼を応援したい。

明日が競技の日です。がんばれ！！